ステルスアドレス
ステルスアドレスは、アドレスの再利用を減らす使い捨ての受取アドレスです。公開送金やネットワークメタデータから活動が結び付く可能性は残ります。各アドレスはルート HD 鍵から導出され、その鍵を持つ自分だけが所有を証明し、届いた資金を回収できます。
ステルスアドレスが解決する問題
Railgun プールでプライベートに取引しても、メタデータのプライバシーという課題は残ります。同じ公開アドレスで受け取り続けると、そのアドレスを知る人は過去の入金を確認できます。
ステルスアドレスを使えば、相手ごとに別の使い捨てアドレスを渡せます。資金は別々のアドレスに届きますが、共有、入金、支出の方法から関連が明らかになる場合があります。
Anon によるステルスアドレスの生成
Anon は、ニーモニックから生成した鍵をルートとする階層的決定性(HD)鍵ツリーでアドレスを導出します。
Mnemonic
└── Stealth HD key (m/purpose'/chain')
├── Stealth address 0 (one-time)
├── Stealth address 1 (one-time)
└── ...
各アドレスは通常の Ethereum アドレスです。Anon は導出したすべてのアドレスへの入金を監視します。
ステルスアドレスの作成
- ホーム画面で Receive を開きます
- New Stealth Address をタップします
- 必要に応じて「Bob からの支払い」などのラベルを付けます
- 送信者にアドレスまたは QR コードを共有します
送信者は通常のオンチェーン送金でこのアドレスに支払います。送信者側に特別な操作はありません。
ステルス資金の回収
Anon は導出されたアドレスをバックグラウンドで自動監視します。入金を検出すると、次のように進みます。
- Anon に通知が表示されます
- 資金を回収すると、シールドトランザクションで Railgun のシールド残高に移動します
- 回収後、アドレスは使用済みとして記録されます
回収せずに残し、公開 EOA として直接支出することもできます。
ステルスアドレスのガス代
回収トランザクションには少量の ETH が必要です。Anon はペイマスターで処理し、スポンサーまたはシールド残高からガス代を支払えるため、各アドレスへ手動で入金する必要はありません。
プライバシー上の注意
- 別々に導出したアドレスは再利用を減らしますが、公開活動から相互の関連やメインアドレスとの関連が生じる場合があります
- HD 導出は決定的なので、ニーモニックからすべてのアドレスを再生成できます
- プライバシーを高めるには、ステルスアドレスに残さずシールド残高に回収します
QR フローとディープリンク
ステルスディープリンクでも受け取れます。アドレスのパラメーターを含む URL により、送信者のウォレットが新しい受取アドレスを自動生成します。ステルスディープリンクを参照してください。