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Anon Wallet

ペイマスターとガス代支援

EVM のガス代は通常 ETH、MATIC などのネイティブトークンで払います。新規利用者には、ETH をプライベート残高へ移すにも ETH が必要という問題があります。

Anon のペイマスターは、シールド残高の複数の手数料トークンでガス代を払えるようにします。

ガス代支援の仕組み

ペイマスター経由の提出では:

  1. 利用者: ゼロ知識証明を生成し、取引ペイロードに署名します
  2. Anon ペイマスター: 非公開の詳細を見ずに署名済みペイロードを検証し、自身の ETH でガスを払って提出します
  3. 精算: 選択トークンでシールド残高からガス費用とサービス料を差し引きます

公開 ETH 残高は使わず、取引のために ETH を持つ必要はありません。

対応手数料トークン

USDC、USDT、DAI などのステーブルコインや WETH、WBTC など、複数の ERC-20 に対応します。正確な一覧はネットワークと流動性次第です。

UI の手数料トークン選択には、対応トークンと各トークンの現在の見積もりが表示されます。

取引フロー

User creates tx + ZK proof
         │
  Seal request with OHTTP
         │
         ▼
relay.anon.inc (/gateway)
         │
  Forward encrypted request
         │
         ▼
Paymaster OHTTP gateway
         │
  Validate proof + fee
         │
         ▼
 Paymaster submits on-chain
         │
         ▼
  Poll for job status (/status)
         │
    ┌────┴────┐
  Success    Failure
    │            │
Update UI    Show error
             + retry option

本番リレー

ブラウザーは https://relay.anon.inc 経由で OHTTP 暗号化要求を送ります。リレーは接続を見ますが復号できず、ペイマスターはブラウザーの直接接続なしに復号・実行します。

本番設定は https://anon.inc/.well-known/anon-paymaster.json に公開しています。クライアントはビルドに本番 Ed25519 検証鍵を固定する必要があります。

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リレーのエンドポイント:

  • GET https://relay.anon.inc/health — 可用性確認
  • GET https://relay.anon.inc/ohttp-configs — 署名付き OHTTP 鍵設定
  • POST https://relay.anon.inc/gateway — 暗号化ペイマスター要求

リレーは意図的に鍵を持ちません。リレーとペイマスターを独立運用し、片方だけで利用者のネットワーク識別情報と復号要求を結び付けられないようにします。

全体の流れ、配備、運用、制限はプライベートペイマスターリレーを参照してください。

ジョブのポーリング

提出後、承認または失敗まで約 2 秒ごとに状態を確認します。確認画面には Pending → Confirming → Confirmed と表示されます。

設定

Settings → Advanced → Paymaster に設定があります。

  • Enable paymaster: オン・オフ。オフでは Waku を使用
  • Default fee token: 優先する手数料トークン
  • Paymaster endpoint: 自前のペイマスターを運用する上級者向け

DApp のガス代支援

DApp がステルスアドレスで接続すると、Anon は wallet_getCapabilities(EIP-5792)で paymasterService を報告します。DApp はこの基盤を利用してユーザーのガス代を支援できます。ウォレットの機能を参照してください。